インサイドセールスツールのおすすめ8選を比較!各機能別に特徴などをご紹介【2023年最新】

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インサイドセールスツールとは

インサイドセールスツールとは、営業活動に必要な業務をサポートするツールの総称です。インサイドセールスツールを用いることで、架電業務やメール業務などを効率的に行うことができます。

インサイドセールスの目的

インサイドセールスの目的は、一般的なインサイドセールスの目的は、見込み顧客の購買意欲を高めて受注数を増やすことです。

弊社で調査したインサイドセールス業界レポートによると、インサイドセールスの目的で一番多かったのが「受注数の増加」でした。

スマートキャンプ株式会社「インサイドセールス業界レポート」より引用

インサイドセールスの課題

インサイドセールスは、セールスやマーケティングチームとの連携が不可欠です。

そのため、インサイドセールス用のツールだけでなく、様々なツールに精通することが求められます。

また、連携を重視するあまり、複雑なツールを選んでしまうこともあるでしょう。

実際業界レポートでも、「インサイドセールスツールが使いこなせていない」「セールス部門との連携など」が上位の課題に挙がっています。

スマートキャンプ株式会社「インサイドセールス業界レポート」より引用

インサイドセールスツールの種類

インサイドセールスツールは主に5種類あります。

具体的にはSFA、MAツール、CTI、ABM、名刺管理ツールです。それぞれの特徴については下記です。

種類特徴
SFA営業進捗管理で案件の進捗状況を可視化することができるツール
MAツールリードを管理、見込み度合いを判断し、メール配信などによりナーチャリング(育成)することができるツール
CTIMAツールのデータベースと電話を連携し、PCから電話をかけることができるツール
ABM優先度の高い顧客に合わせた最適なアプローチをするためのツール
名刺管理ツール名刺をデータベース化しリードを確保するためのツール

それぞれのツールに使い方が存在し、結果としてインサイドセールスの課題である「使いこなせない」状況が起きていると考えられます。

インサイドセールスツールの選び方

インサイドセールスツールを選ぶポイントは大きく分けて3つあります。

  • 使いやすさ
  • 安心して使えるか
  • マネジメントしやすいか

使いやすさ

ITに不慣れな人でも使えるかどうかはとても重要です。

使いやすいツールは、無駄な業務の削減や時間の節約に繋がり、アポ取りなどの重要な業務に時間が割けるためです。その他使いやすさを重視する理由は以下の通りです。

・生産性向上:使いやすいツールはセールス担当者がタスクを素早くこなせるため、業務効率が向上します。

・トレーニング簡略化:シンプルなツールは新入社員のトレーニングを迅速かつ容易にします。

・エラーの削減:インターフェースが使いやすいツールはミスを減らし、データの正確性を保ちます。

・カスタマイズと柔軟性:カスタマイズが容易なツールはビジネス要件に柔軟に対応できます。

また導入時に設定・設計のしやすさだったり、運用時に使いやすいUI/UX、他のシステムと連携できるかどうかなども調査してからだと、より使いやすさにつながります。

総じて、使いやすいインサイドセールスツールは、セールス活動の効率性、ユーザー満足度、エラーの削減など、多くの面でポジティブな影響をもたらします。したがって、ツールを選ぶ際には、ユーザーフレンドリーさを重要な要素として考慮することが重要です。

安心して使えるか

次にセキュリティ・サポート体制が整っているのかどうかもとても重要です。

トラブルがないということは、顧客満足度の向上に繋がり結果的に商談数増加につながるためです。

・データセキュリティ:ツールは機密情報や顧客データを取り扱うため、セキュリティが不十分であれば機密情報漏洩のリスクが高まります。信頼性のあるツールはデータセキュリティを確保し、信頼感を提供します。

・サポートと保守:技術的な問題が発生した場合、適切なサポートが提供されることでセールス活動の中断を最小限に抑えるため。

・リーガルコンプライアンス:企業は法的規制や業界基準に準拠しなければなりません。信頼性のあるツールはこれらのコンプライアンス要件をサポートし、リスクを軽減します。

・システムの安定性:システムのクラッシュやバグが発生すると、セールスプロセスに支障をきたし、顧客対応に問題を引き起こす可能性があります。

・データバックアップと復旧: データ損失は致命的な問題です。信頼性のあるツールはデータのバックアップと復旧プロセスを確立し、データの損失を防ぎます。

その他セキュリティに関しては、情報漏洩や不正アクセスのリスクが無いかどうか、サポートの体制だと導入サポートや運用サポートがあるのかどうかが安心して使えるかどうかの検討要素になります。

マネジメントしやすいか

インサイドセールスツールを選ぶ際、マネジメントしやすいかどうかは大切な項目です。

顧客とのコミュニケーションに集中することで、顧客との信頼関係を築き、ビジネスの成長につなげることができます。特に、マネジメントを行う上で行動の可視化や、だれでも簡単にデータ集計・分析ができるのかが重要な要素になります。

・チームの調整とトラッキング:セールス活動のトラッキングと分析を容易にし、マネージャーに洞察を提供します。

・レポートと分析:マネージャーはセールスデータを分析し、戦略の評価や調整に役立つ情報を取得する必要があります。ツールが使いやすければ、必要なデータを簡単にアクセスできます。

・カスタマイズと設定:ツールをチームのニーズに合わせてカスタマイズする必要がありますが、使いやすいツールは設定とカスタマイズが直感的で効率的です。

・トレーニングとオンボーディング:新しいセールス担当者のトレーニングとオンボーディングプロセスはスムーズであることが理想的ですので、使いやすいツールであれば研修を容易にし、新入社員を迅速に生産的にするのに役立ちます。

・コラボレーション:チーム内でのコミュニケーションとコラボレーションは重要です。使いやすいツールはチームメンバー間の情報共有と協力を促進します。

・マネージャーの効率向上:マネージャーはセールス活動を効果的に指導し、組織の目標達成に寄与する必要があります。

要するに、使いやすいインサイドセールスツールはマネージャーにとって、データのトラッキング、分析、設定、トレーニング、コラボレーション、効率向上などの面で助けになり、チームの成功に貢献します。

どのカテゴリのツールなのか

ツールをただ導入しただけでは効果は出ません。ツールのカテゴリを正確に選ぶことは、ツールがビジネスの要件に合致し、セールス活動を効果的に支援するために不可欠です。適切なカテゴリのツールを選ぶことが、成功に向けたステップの一部です。

・適切な機能と目的:カテゴリを正確に選ぶことは、セールス活動に必要な特定の機能や目的に合致するツールを見つけるために重要です。たとえば、コンタクト管理、リードジェネレーション、CRM(顧客関係管理)などの異なるカテゴリのツールがあり、それぞれ異なる役割を果たします。

・ビジネスのニーズと適合:ビジネスの特定のニーズに合致するツールを選ぶことは、組織の戦略や目標に適合させるために不可欠です。たとえば、B2B(企業対企業)セールスとB2C(企業対消費者)セールスでは異なるツールが必要となります。

・予算とコスト効率:ツールのカテゴリは予算にも関連してきます。異なる価格帯があり、予算に合わせて選択することが重要です。

再生成

電話営業を効率化させるインサイドセールスツール2選

BALES CLOUD

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特徴

BALES CLOUD(ベイルズ クラウド)は電話営業やインサイドセールス業務の型化、自動化を実現することで成果を最大化するセールスエンゲージメントツールです。

だれでも簡単にすぐに使えるような直感的なUI/UXが特徴で、業務コスト削減と“今よりも売れる営業チーム“を実現します。

MiitelやZoom Phone、Salesforceとも連携しており、営業シナリオの自動化やAIによるメール作成、充実した数値レポート機能など、インサイドセールスに必要な機能が全て揃っています。

営業電話やメール配信の効率化を促し、成果最大化を検討している企業におすすめのツールです。

機能

  • 顧客属性ごとにコミュニケーションを自動生成されるシーケンス機能
  • ワンクリック電話発信、AIによる自動文面生成機能
  • 当日アクションの自動通知や顧客管理機能
  • 活動データ分析が可能なアナリティクス機能

価格

要お問い合わせ

Miitel

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特徴

Miitelは株式会社RevCommが提供するAI搭載型IP電話ツールです。

音声解析AI電話であり、営業におけるトークの可視化とセルフコーチング、テレワーク化を実現することができます。また、顧客管理システムとの連携により、顧客情報を一元管理することができます。Miitelは、ビジネス向けのスマート電話として、IP電話と録音・文字起こし・音声解析を1つのツールで提供しています。

営業の属人化や成果最大化に課題を持っている企業におすすめのツールです。

機能

  • IP電話での発信・着信
  • 自動録音
  • AIによる文字起こし

価格

初期費用0円、月額5,980円/ID

リスト作成を効率化させるインサイドセールスツール3選

インサイドセールスを立ち上げたばかりの事業部は顧客リストを持っていないケースが多いです。そのためリスト作成が重要になってきます。その際効率化し成果を出してくれるツールを3つご紹介します。

Musubu

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特徴

「Musubu」は、法人営業の新規開拓を支援するクラウド型企業ツールです。100万社+40万事業所の企業データベースを搭載し、見込み客選定や企業データ入力が簡単にできます。Musubuでは、データアナリストと最新のテクノロジーの力により、単なるスクレイピングやクローリング技術だけでは実現できない独自のデータ製造を実施しており、精度の高い140万件以上の企業情報データベースを構築しています。

業界・業種を問わず、新規営業を行いたい企業におすすめです。

機能

  • 140万件以上の企業情報データベースを使ったターゲティング
  • 豊富な検索軸
  • メール配信や営業管理機能なども搭載

価格

フリープランと有料プランの2つで構成されています。契約期間によって金額が変動します。初期費用は無料です。

単月プランも提供されており、それぞれの料金は以下の通りです。

  • スモール:月額30,000円
  • ミディアム:月額60,000円
  • ラージ:月額120,000円。

B-HACK LIST

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特徴

「B-HACK LIST」は、顧客となる企業をリスト化し、受注につながるリストを10秒で抽出することができるクラウド型の営業支援ツールです。プレミアム、ビジネス、スタンダード、ライトの4つのプランがあり、無料プランでは30件の企業リストを無料で提供しています。また、160万社以上の企業データからターゲット企業を可視化し営業戦略を具体化できるのが特徴です。

少ない予算で簡単に始めたい企業におすすめです。

機能

  • 160万社以上の”有効”な法人企業リストを保有
  • 受注企業に類推するリスト作成が可能
  • 10秒でリスト作成が可能

価格

無料、ライト、スタンダード、ビジネス、プレミアムの5つのプランがあります。

初期費用は50,000円、月額費用はそれぞれのプランにより変動します。

SalesNow

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特徴

SalesNowは株式会社QuickWorkが提供しているクラウド型の営業支援ツールです。

全国500万社超のデータより、156項目を超える検索条件を利用しターゲットを絞り込むことができます。

また、100件以上の連絡先の最新データを日々更新しております。

機能

  • 500万社の企業データと100万件の連絡先情報保有
  • 5000件を超えるシナリオパターンに沿ったタイムリーな営業リスト作成が可能
  • 設定したシナリオに該当した企業はタイムリーな通知

価格

要問い合わせ。

メール配信を効率化させるインサイドセールスツール3選

Listfinder

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特徴

List Finderは、BtoBに特化した国産のマーケティングオートメーションツールで、営業リスト抽出、メール配信、企業解析(IP解析)、個人解析(行動履歴)、セミナー管理、フォーム作成など、営業現場で使える機能が備わっています。

また、アクセス解析機能を活用すれば、見込み顧客が閲覧した自社サイトのURLや閲覧時間、アクセス頻度などが分かるため、製品・サービスの購入を検討している見込み顧客を可視化できます。List Finderは、「使いやすさ」「サポート」を大切にしており、簡単にメール配信を始めたい企業におすすめです。

機能

  • 名刺情報の管理、フォーム作成
  • アクセス解析、メール配信
  • スコアリング、アプローチ管理

価格

フリー、ライト、スタンダード、プレミアムの4つプランがあります。

初期費用は100,000円、月額費用はそれぞれのプランにより変動します。

Adobe Marketo Engage

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特徴

Adobe Marketo Engageはアドビ株式会社が提供するマーケティングオートメーションツールです。BtoB、BtoC問わず全世界で5,000社以上の導入実績があるのが特徴です。

複数のチャネルでのメール配信などの自動化からレポート作成まで、適切なコンテンツをリアルタイムで提供し、コンバージョンを高め、マーケティングの成果を実証するためのあらゆる機能が揃っています。

しっかりメール配信を用いて顧客を育成し、成果を出したい企業におすすめのツールです。

機能

  • 見込み客情報管理、オフライン行動履歴管理
  • ターゲティング、キャンペーン管理
  • スコアリング、ステップメール

価格

要お問い合わせ

配配メール

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特徴

配配メールは、ラクス株式会社が提供するメール配信に特化したクラウド型ツールです。顧客リストへのメール配信を効果的にし、新規検討の機会を獲得できることから、サービス提供10年以上で導入企業数10,000社超えという高い実績を誇るサービスです。シンプルで簡単な操作と機能、高到達率の強力なインフラ、手厚いサポートで御社のメールマーケティングをもっと効率的に可能にするのが特徴です。

これからメール配信を用いて顧客獲得を進める企業におすすめのツールです。

機能

  • 基本配信機能(HTMLメール、セグメント、ステップメール)
  • メール作成機能
  • メールマーケティング機能

価格

要お問い合わせ

まとめ

今回は、インサイドセールスツール導入時の選び方や、機能別おすすめのインサイドセールスツール8選をご紹介しました。インサイドセールスツールの選定において、お役立ていただければ幸いです。

スマートキャンプでは、インサイドセールス業務を効率化するツール「BALES CLOUD」を提供しています。ツール利用が初めての方でも直感的に扱いやすい、シンプルなUIが特徴ですので、気になる方は下記より資料ダウンロードをお試しください。

インサイドセールスの導入を検討中の企業様や、インサイドセールスの運用・管理にお悩みの企業様はインサイドセールス代行サービス「BALES」もぜひチェックしてみてください。

倉光悠斗

BALES BPOカンパニー 営業統括本部 副本部長 兼 マーケティング部 部長
2019年4月にスマートキャンプへ新卒第一期生で入社。入社後は、BALESのマーケティングとインサイドセールスを兼務し、新人賞を受賞。2020年4月からインサイドセールスチームリーダーを務め、同年9月にマーケティングチームを立ち上げて異動。2021年12月からはBALES カンパニーのマーケティング本部にて横断マーケティングを担当し、全社MVPを獲得。2022年6月からはマーケティング部の部長として複数事業のマーケティング全般やブランド戦略の推進を行う。

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「BALES」の特徴
✅ 戦略/業務設計など組織構築支援も可能
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